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弁当のおかずが肉ばっかりです。盛田です。

今日は偏見だけをもって漫画について語るよ！
何が言いたいかって言うとね、「少年漫画における姉のポジション」についてつっこみたいんだ。
長くてうざいよー。

主「俺・・・勇者の力に目覚めちゃったっぽいんだ。」
兄「そうか・・・お前もか・・・。」
弟「やっぱり兄さんはすごいや。」
妹「ちゃんと私の事守ってくれるよね、お兄ちゃん。」
姉「はあ、あんた何言ってんの。ついに気が触れたわけ？」

事の発端は何かというと、今度発売されるDQ10では主人公の兄弟キャラを設定出来るらしいんですね。
主人公の性別と、兄弟姉妹で８通り選べるっぽいんで、私はどれが一番萌えるかって事について思索を巡らせていた訳ですよ。
とりあえずリアル姉なんで♀→弟だけはごめんなんですけどね、３次だけで十分なんで。
じゃあ逆に♀→兄とかでもいいし、♂→妹は流石にキモいなーとか思ってたんですよ。

・・・そして気づいたんだ、♂→姉シュチュが全然想像出来ない事に。
私のこういうイメージは大体漫画から来てるんで、少年漫画に立ち返って、男主人公と兄弟キャラの関係を考えてみるとするよ、

• １兄

もうこいつは色々と使い放題じゃないですか、
師匠ポジションでもいいし、面倒見の良いお兄ちゃんでも良いし、変態兄貴でも良いし、「越えるべき壁」やらとして君臨しても良いし、敵に操られてても良いし、伝説の勇者だったけど今は行方不明で旅の目的になっても良いし、ヒロイン巡ってのライバルでもいいし。一番事の中心にいる存在としても使いやすい！

• ２弟

兄ほどじゃないけどこいつも使えるじゃないですか。
ライバルでも良いし、主人公を慕ってるサポートキャラでも良いし、有能で生意気だけど見せ場は主人公に譲る引き立て役でも良いし、年齢によっては敵に攫われても良いし。

• ３妹

妹、妹だよ！皆大好き妹！
とりあえずサブヒロイン確定だし、やたら敵に攫われてくれるし、治癒魔法が使えたりするし、何故かやたら主人公慕ってくれるし（大体両親がいない）、知能派だったりしても見せ場は主人公に譲るし、普段は生意気だけど実は泣き虫でオニイチャンダイスキ、皆のアイドル妹！

さてここで問題だー。姉は一体何をすればいい。

兄と比較してみると、
師匠ポジションは出来なくないかもしれないが、兄に比べてインパクト薄いし、面倒見良いだけじゃ絶対存在感薄くなるし、変態姉貴とかガチでヤバいし、少年漫画のライバルキャラが女性ってどうよー的な理由でライバルポジションにもつきにくいし、闇に染まった姉とか、放浪の旅に出た姉とか正直あんま連れ戻す気起きないし。

妹と比較すると、
まず素直じゃない！全然主人公を慕ってくれないどころか上から目線で見下してくる！ぶっちゃけ攫われてもそんなに助ける気しない！泣き虫設定とか付属されてもどちらかというと気まずい！かっこいい主人公が姉の尻にしかれてる図は読者もそんな見たくないと思うんだ・・・。
「妹属性」って言われれば色々と思いつくんだけどさ、「姉属性」って正直あんま思い浮かばないんだよ！需要少ないんだよ、まず！
まあ、エロティク方面とか、母親がわり方面とか、気弱病弱系で使えない事もなさそうですがよ。そっち方面で主要キャラの座を獲得するのはムズいと思うんだよね。

要するに！少年漫画において姉はいらない！もしくはちょいキャラ！
まず主人公との距離感がビミョー！主人公がよっぽど良い奴じゃないと絡めない！
姉御キャラなら萌えるけど、血がつながってる時点でガチヒロインは無理だし！
なんて事を一人で考えて勝手に悲しくなった！

あと若干話題ずれるけど、少年漫画においては先に生まれた時点で負けだ！
明後日の方向に行っちゃった兄だの父だのを殴りに行く漫画はよく見るんだけどね、
弟だの息子だのを殴りに行く漫画はあんま見た事無いんだ。
（ついで言うと姉だの妹だの母だのを殴りに行く漫画も見た事無いわ。）
年上キャラの扱いひでえ！
まあ確かに先人を越えなきゃ人は進化出来ないけどさ、
なにこの、年上からしたら「上げてから落とす」みたいな構図は。
ストーリー展開上主人公は「下から這い上がる」じゃなきゃだめだから敵は必然的に逆になるんですけどね。
あと女性キャラに生まれた時点でも負けだ。絶対身長とともに色々と追い越される。
王道漫画は面白いですけどね、あんま観念が固定されるのはどうかと思うんだよ。
うんなんか、漫画に見られる脇役の固定観念についても語りたくなったけどすごく長くなるからやめる。

まあ結論を言うと、
バトル物少年漫画において姉はマジどうでも良いって事と（勝手にバトル物に限定してるけど、日常物ならほのぼのして良いのかもしれない。）、
別にリアルの兄弟は引き立て役でも何でもないんだから、あくまで２次の話だぜって事と、
今年の冬に発売されるらしいドラクエを、高２で受験モードに入った私が出来る訳が無いってことだ。